お知らせ
新リース会計基準への改正
(1)リース会計基準とは
リース会計基準とは、企業がリース取引を財務諸表にどのように記録・報告するかを定めたルールです。リース取引は、企業が特定の資産(建物、機械、車両など)を一定期間借り、その対価としてリース料を支払う契約を指します。
現行のリース会計基準の分類は、「ファイナンスリース取引」と「オペレーティング・リース取引」の2種類で、詳細は下記のとおりです。
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資本的支出と修繕費
4月号で資本的支出と修繕費について確認しましたが、今回は二つの事例を見ていきましょう。
事例① 修繕費の範囲(建物の解体移築費用)
A社は、B営業所を移転させることになったため、既存のB営業所建物を解体し、移転先に移築することとしました。
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企業版ふるさと納税
(1)企業版ふるさと納税とは
企業版ふるさと納税とは、地方公共団体が行う地方創生の取組に対する企業の寄付について法人関係税を税額控除する制度を言います。加えて、地方公共団体が作成した地方創生に係る事業(内閣府に「地域再生計画」として認可されたもの)に対して、企業が寄付を行った際に、税額が控除される仕組みです。
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源泉所得税
配偶者の合計所得金額と源泉徴収との関係を解説します。給与及び賞与からの源泉徴収の際、扶養親族等の数に配偶者をプラスするのは、次の2つの要件を満たす場合(配偶者が源泉控除対象配偶者に該当する場合)です。
①納税者本人の令和7年中の合計所得金額(見積額)≦900万円 ➁配偶者の令和7年中の合計所得金額(見積額)≦95万円
(1)源泉控除対象配偶者とは
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社宅(寮)の扱い
(1)社宅と寮の違い
会社から従業員に提供される社宅や寮は、住居関連の福利厚生として導入されている制度です。社宅と寮には、法律的に明確な定めはないようです。 実際に求人サイトの中には寮表記、社宅表記どちらの会社も混在しています。このように表記が異なる理由としては、
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中小企業新事業進出補助金とは
中小企業新事業進出補助金は、令和7年3月26日に第13回公募の受付が終了した「事業再構築補助金」の後継に当たる制度です。中小企業や個人事業主が既存事業とは異なる新たな分野に挑戦する際の費用を支援するもので、新製品や新サービスの提供、新たな市場をターゲットとした展開、付加価値の高い商品・サービスへの転換といった前向きな取り組みを後押しする点が特徴です。中長期的に生産性を高め、最終的には賃上げに
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住民税の特別徴収
給与収入や不動産賃貸などで所得を得ている方は、国に納める「所得税」のほかに都道府県及び市町村に「住民税」を納めなければなりません。 給与所得者が住民税を納付する2つの方法があり、「普通徴収」と「特別徴収」の違い、特に「特別徴収」について解説していきます。
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基礎控除・給与所得控除の引上げ
給与所得者については、年収から基礎控除と給与所得控除などの所得控除を差し引いた残額に所得税が課されます。従来、所得税がかからない年収の上限(課税最低限)は、基礎控除の最高額48万円と給与所得控除の最低保障額55万円を合計した103万円とされていました。 今般の税制改正において、令和7年分以降の基礎控除と給与所得控除が見直されました。基礎
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中小企業経営強化税制の拡充(令和7年度税制改正)
「中小企業経営強化税制」は、平成29年度税制改正において「中小企業投資促進税制」の上乗せ措置として創設されました。 「中小企業投資促進税制」も、今回の税制改正で一定の見直しがされたうえで、2年間延長されます。
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事業者の取組を支援する補助金情報まとめ
中小企業と個人事業主が利用できる中小企業庁所管の補助金として、いくつかある中で次の補助金をご紹介します。
IT導入補助金
業務の効率化やDXの推進、セキュリティ対策に向けたITツール等の導入費用を支援する補助金です。「通常枠」「複数社連携IT導入枠」「インボイス枠インボイス対応類型」「インボイス枠電子取引類型」「セキュリティ対策推進枠」に分かれます。
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