新着情報
退職所得課税の改正点
(1) 短期退職手当等の「退職所得の2分の1課税」の適用除外
退職所得金額の計算において「役員等勤続年数」が5年以下である者が支払を受ける退職金のうち、その役員等勤続年数に対応する退職金として支払を受けるもの(特定役員退職手当等)については、平成25年分以後は退職金の額から退職所得控除額を差し引いた額(「退職所得の2分の1課税」の適用なし)が退職所得の金額とされています。
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事業承継・引継ぎ補助金
日本の中小企業は約420万社あり、全体に占める割合も99%以上を占めています。しかし、近年では後継者不足等により廃業に追い込まれること予想されており、政府ではそのような状況を回避するために、中小企業の事業承継を補助するための「事業承継・引継ぎ補助金」を実施しています。
(1)事業承継・引継ぎ補助金の概要
事業承継・引継ぎ補助金は、2021年度から事業承継補助金と経営資源引継ぎ補助金
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事業再構築補助金の申請受付がスタート
事業再構築補助金とは、新分野展開、業態転換、事業・業種転換、事業再編などの、思い切った事業再構築への中小企業等の挑戦を支援する制度です。当該補助金の申請を行うには、図表1の要件を全て満たす必要があります。
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月次支援金
先月5月末までの期限であった一時支援金ですが、今後は月次支援金に移行します。月次支援金の概要、給付対象、給付金額等について解説いたします。
(1)月次支援金の概要
月次支援金は、2021年の4月以降に実施される緊急事態措置又はまん延防止等重点措置に伴う「飲食店 の休業・時短営業」や「外出自粛等」の影響により、売上が50%以上減少した中小法人・個人事業者等の皆様に事業の継続・立て直しやそ
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ものづくり補助金 「低感染リスク型ビジネス枠」
新型コロナウイルスの影響が長期化する中、感染拡大を抑えながら生産性の向上を図ることは中小企業や個人事業者における喫緊の課題です。そこで、令和2年度第3次補正予算において、感染対策と経済活動の両立に資する設備導入や販路開拓への投資、テレワーク等に対応したITツール導入等を支援するため、中小企業生産性革命推進事業である「ものづくり補助金」「持続化補助金」「IT導入補助金」の特別枠が「低感染リスク
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事業譲渡の税務
現在M&A(Merger(合併) and Acquisitions(買収)の略)や事業承継が盛んに行われております。今回はM&Aの代表的な手法の1つである事業譲渡の税務を中心に解説いたします。
(1)事業譲渡とは?
事業譲渡とは、会社がある事業の全部又は一部を譲渡することをいいます。企業全体を売買対象とする株式譲渡と異なり、譲渡対象を選べる点に特徴があります。
(2)事
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総額表示義務について
今回は令和3年4月から適正な総額表示を徹底しなければならない総額表示義務についてお知らせします。
1 総額表示義務と特例措置の終了
課税事業者は、不特定かつ多数の消費者に対してあらかじめ価格を表示する場合には、税込価格によらなければならないものとされています。一般にこれを「総額表示義務」と呼びます。総額表示義務は、平成15年度税制改正において創設され、平成16年4月日に施行されました。
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一時支援金
令和3年3月8日より申請開始がスタートしている経済産業省管轄の一時支援金ですが、問い合わせや質問が多いため、改めて概要等について解説いたします。
(1)一時支援金とは?
新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づき2021年1月7⽇に発令された新型コロナウイルス感染症緊 急事態宣言(以下「緊急事態宣言」という。)に伴う飲⾷店の時短営業⼜は不要不急の外出・移動の⾃粛により、特に大きな影響を受け、売
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令和3年度税制改正の大綱
令和2年12月21日に、「令和3年度税制改正の大綱」が閣議決定されました。 今回はその中から、新型コロナ対策として、今後の個人課税に影響する改正項目のうち、住宅ローン控除の特例措置についてお伝えします。
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事業再構築補助金
新分野展開や業態転換、事業・業種転換等の取組、事業再編又はこれらの取組を通じた規模の拡大等を目指す企業・団体等の新たな挑戦を支援する、事業再構築補助金制度が設けられました。
(1)事業目的・申請要件
ポストコロナ・ウィズコロナの時代の経済社会の変化に対応するため、中小企業等の思い切った事業再構築を支援することで、日本経済の構造転換を促すことを目的とします。
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