相続税がかかる財産
原則として、相続や遺贈によって取得した財産です。このほかに相続や遺贈によって取得したものとみなされる財産、相続開始前3年以内に被相続人から暦年課税に係る贈与によって取得した財産、生前の被相続人から相続時精算課税に係る贈与によって取得した財産などについても、相続税がかかります。
➣相続や遺贈によって取得した財産(本来の相続財産)
相続税の課税対象となる財産は、被相続人が相続開始の時において有していた土地、家屋、立木、事業(農業)用財産、有価証券、家庭用財産、貴金属、宝石、書画骨とう、預貯金、現金などの金銭に見積もることができる全ての財産をいいます。そのため、日本国内に所在するこれらの財産はもちろん、日本国外に所在するこれらの財産も相続税の課税対象となります。
➣相続や遺贈によって取得したものとみなされる財産(みなし相続財産)
次のようなものは、相続や遺贈によって取得したものとみなされ、相続税がかかります。
●みなし相続財産の例
|
死亡保険金等 |
死亡に伴い支払われる生命保険金、損害保険金、農業協同組合などの生命共済金や傷害共済金(以下「保険金」といいます。)のうち、被相続人が負担した保険料や共済掛金に対応する部分の金額(保険金を年金その他の定期金で支払を受ける場合を含みます。) ※1 相続人が受け取った保険金については一定額が非課税となります。 2 保険金には、保険業法による保険業の免許を受けていない外国の保険 業者から支払われるものが含まれます。 |
|
死亡退職金等 |
死亡に伴い支払われる退職金、功労金、退職給付金など、(退職金などを年金その他の定期金で支払を受ける場合を含みます。以下「退職手当金等」といいます。) ※ 相続人が受け取った退職手当金等については一定額が非課税となります。 |
|
生命保険契約に関する権利 |
被相続人が保険料を負担し、被相続人以外の人が契約者となっている生命保険契約で、相続開始の時において、まだ保険金の支払事由が発生していないもの |
出典:国税庁「相続税の申告しかた」参照
上記のほか、一定のものも相続や遺贈によって取得したものとみなされます。
➣相続開始前3年以内に被相続人から暦年課税に係る贈与によって取得した財産
被相続人から相続、遺贈や相続時精算課税に係る贈与によって財産を取得した人が、加算対象期間内(相続開始日が令和8年12月31日以前の場合は相続開始前3年以内)にその被相続人から暦年課税に係る贈与によって取得した財産の価額(相続開始の時の価額ではなく、贈与の時の価額)は、相続税の課税価格に加算され、相続税がかかります。 ただし、被相続人から暦年課税に係る贈与によって取得した財産であっても特定贈与財産(婚姻期間20年以上の夫婦間で、居住用不動産又は居住用不動産を取得するための金銭の贈与)に該当する部分の価額は、相続税の課税価格に加算されません。
➣相続時精算課税の適用を受けた贈与財産
相続時精算課税適用者が被相続人から取得した相続時精算課税適用財産の価額(相続開始の時の価額ではなく、贈与の時の価額)は、相続税の課税価格に加算され、相続税がかかります。 (注)令和6年1月1日以後の贈与により取得した相続時精算課税適用財産については、贈与を受けた年分ごとに、相続時精算課税適用財産の価額の合計額から相続時精算課税に係る基礎控除額を控除した残額が相続税の課税価格に加算されます。
➣名義について
名義にかかわらず、被相続人が取得等のための資金を拠出していたことなどから被相続人の財産と認められるものは相続税の課税対象となります。 したがって、被相続人が購入(新築)した不動産でまだ登記をしていないものや、被相続人の預貯金、株式、公社債、貸付信託や証券投資信託の受益証券等で家族名義や無記名のものなども、相続税の申告に含める必要があります。
お知らせの最新記事
- 納税環境の電子化
- 後期高齢者医療保険
- 令和8年度税制改正 青色申告特別控除の変更
- 子ども・子育て支援金制度
- 令和8年度税制改正大綱
- 貸付用不動産の評価見直し
- 防衛特別法人税
- 通勤手当の非課税限度額の引上げについて
- インボイス負担軽減措置の延長(消費税)
- 通勤手当の非課税限度額の引上げについて
- 令和8年度(2026年度)税制改正大綱
- 令和6年度の租税滞納状況を公表 納税発生割合は1.2%と低水準(国税庁)
- 融資の審査のポイント
- 新年あけましておめでとうございます
- 資本的支出と修繕費
- 年末調整手続きの電子化
- 資本的支出と修繕費
- 所得税の基礎控除の見直し等(令和7年度税制改正)
- 令和7年分 年末調整 特定親族特別控除
- 新リース会計基準への改正
- 資本的支出と修繕費
- 企業版ふるさと納税
- 源泉所得税
- 社宅(寮)の扱い
- 中小企業新事業進出補助金とは
- 住民税の特別徴収
- 基礎控除・給与所得控除の引上げ
- 中小企業経営強化税制の拡充(令和7年度税制改正)
- 事業者の取組を支援する補助金情報まとめ
- 修繕費と資本的支出の判定
- 交際費の損金算入(飲食費の上限1万円)
- 令和7年度税制改正
- 個人事業者の確定申告のポイント
- 令和7年度税制改正の大網(個人所得税関係)
- 令和5事務年度の法人税等の申告(課税)事績を公表
- 償却資産税
- 令和6年都道府県地価調査の結果を国土交通省が発表
- 令和6年度 年末調整のポイント
- 新年あけましておめでとうございます
- 自営業者にとって店と奥の区別は重要
- 令和6年度 年末調整の変更点のポイント(定額減税)
- インボイスの特例についての解説動画を公表
- インボイス制度における立替払いの処理
- 令和5年度 査察の概要を公表
- 子育て世帯等に対する住宅ローン控除の拡充
- 定額減税の扶養親族に変更があった場合等の減税額の計算
- 退職金
- 定額減税の対象となる源泉所得税、ならない源泉所得税
- 所得税の非課税とされる給与
- 源泉所得税の定額減税の対象者について
- 中小企業向け賃上げ促進税制
- 申告書等の控えへの収受日付印の押なつが廃止されます
- 約束手形が2026年に廃止
- 財産債務調査制度の見直しのポイント
- 定額減税[令和6年度の税制改正大綱]:住民税
- 「令和6年能登半島地震」に係る国税の申告・納付等の期限を延長
- 定額減税[令和6年度の税制改正大綱]
- 帳簿保存のみの保存で仕入税額控除が認められる取引
- 2024年提出(令和5年分)の確定申告の変更点
- 令和5年分 給与所得の源泉徴収票等の法定調書の作成と提出の手引き
- 2024年1月からの電子帳簿保存法改正による変更点
- 事業所得者のための決算のポイント
- 贈与税と相続税(税制改正)
- インボイス制度で変わる経費精算のルール
- 年末調整(令和5年分)の変更点
- インボイス制度で変わる経費精算のルール
- インボイス制度の概要
- 令和5年度税制改正 個人事業者の各種提出書等の見直しについて
- インボイス制度(独占禁止法・下請法の観点からの留意点)
- 枚方市エネルギー価格高騰対策緊急支援金
- 交際費
- インボイス制度導入目前!要点のおさらい
- 繰延資産の取扱い
- インボイス制度導入目前!要点のおさらい
- 役員報酬
- 法人事業概況説明書・会社事業概況書の記載要領の変更について
- 電子帳簿保存法の新たな要件緩和措置
- 令和5年度税制改正について
- 令和5年度税制改正大網
- 令和5年度の個人課税に影響する改正項目
- 医療費控除
- 地方税務手続のデジタル化
- 確定申告
- 事業所得者のための決算のポイント
- 住民税
- 事業所得者のための決算のポイント
- 所得金額調整控除
- 新年明けましておめでとうございます
- 令和4年分確定申告からの新機能等を公表
- 所得控除
- 令和3年度の租税滞納状況を公表
- 電子帳簿等保存制度(2022年1月の改正ポイント)
- 令和4年分の路線価図等を公表
- 消費税インボイス制度の免税事業者への影響
- 令和4年度税制改正について
- 固定資産の減価償却
- 令和4年度税制改正について
- 国税のキャッシュレス納付
- 法人関係の税制改正について
- 所得拡大促進税制
- 育児・介護休業法の改正について
- 生前贈与の「暦年課税」
- 育児・介護休業法の改正について
- 退職所得
- 住宅ローン控除の見直し
- 土地建物の譲渡所得の計算
- コロナ克服・新時代開拓のための経済対策について
- 2022年(令和4年)提出分 確定申告
- 暗号資産
- 年始の提出書類
- 年末調整手続きの電子化について
- 事業復活支援金
- 電子帳簿保存法改正のポイント
- 2021年度税制改正における2021年の年末調整変更点
- セルフメディケーション税制の見直し
- 生命保険での節税対策
- 令和3年分の路線価図等を公表
- 資本的支出と修繕費
- 納税環境の整備
- 資金繰りのポイント
- 退職所得課税の改正点
- 事業承継・引継ぎ補助金
- 事業再構築補助金の申請受付がスタート
- 月次支援金
- ものづくり補助金 「低感染リスク型ビジネス枠」
- 事業譲渡の税務
- 総額表示義務について
- 一時支援金
- 令和3年度税制改正の大綱
- 事業再構築補助金
- 個人事業者の確定申告のポイント
- 融資の審査のポイント
- 令和3年1月以降の「ひとり親」・「寡婦」の源泉徴収の取扱い
- 【消費税】 インボイス制度
- 事業所得者のための決算のポイント
- 給与支払報告書及び法定調書合計表
- 新年明けましておめでとうございます
- 年末調整の対象となる給与について
- 年末調整の主な変更点
- 令和2年度 新型コロナウィルス感染症 緊急経済対策による税制改正
- 新型コロナウイルスによる納税猶予・申告納付期限の延長制度
- 令和2年度 新型コロナウィルス感染症 緊急経済対策による税制改正
- 新型コロナウイルス感染症対応休業支援金・給付金制度
- 令和2年度 新型コロナウィルス感染症 緊急経済対策による税制改正
- 家賃支援給付金制度
- 令和2年度 税制改正について (個人関係)
- 持続化給付金制度 (支援対象拡大)
- 新型コロナウイルス感染症 緊急経済対策における税制措置
- 助成金・支援金
- 持続化給付金制度(新型コロナウイルス感染症) 続き
- 持続化給付金制度(新型コロナウイルス感染症)
- 法人税申告のポイント(3月決算法人)
- 新型コロナウイルス感染症に係る資金調達
- 法人税申告のポイント(3月決算法人)
- 相続時精算課税制度
- 個人事業者の確定申告のポイント
- 所得税の確定申告
- 法定調書の作成と提出について
- 事業承継(第三者承継)
- 中小事業者の税額計算の特例について
- 年末調整と住民税
- 新年明けましておめでとうございます
- 新しい請求書等保存方式について
- M&Aメディア≪FUNDBOOK≫への寄稿のお知らせ
- 繰延資産の範囲と取扱い
- 消費税の軽減税率制度・新しい請求書等保存方式
- 年末調整関係書類 (令和2年に変更予定)
- 民法(相続法)改正
- 法人にかかる税制
- 補助金・助成金
- 法人事業税の税率の改正等
- 法人化(法人成り)
- ふるさと納税/商業・サービス業・農林水産業活性化税制
- 棚卸資産
- 【平成31年3月期】法人税申告のポイント
- 仮想通貨
- 金融検査マニュアルの廃止
- 年次有給休暇の時季指定義務
- 改正内容等
- 引当金
- 平成31年度税制改正
- 確定申告に関する基礎知識
- 法定調書の作成と提出について
- インボイス制度
- 年末調整の留意事項 と手順
- 新年明けましておめでとうございます
- 災害にかかる税制のポイント
- 事業承継税制の改正ポイント
- 災害にかかる税制のポイント
- 働き方改革関連法
- 平成30年度税制改正のポイント 【消費税の簡易課税制度の見直し】
- 消費税の軽減税率制度
- 2018.9 お客様の声
- 平成30年度税制改正のポイント 【源泉所得税関係の税制改正事項】
- 従業員に支給の食事・記念品と源泉徴収
- 平成30年度税制改正のポイント 【消費課税】
- 算定基礎届
- 夏季休業期間のお知らせ
- 平成30年度税制改正のポイント(個人)
- 建設業の社会保険加入
- 契約社員等の無期転換ルールについて
- 2018.5 お客様の声
- 平成30年度税制改正のポイント
- 2018.4 お客様の声
- 保証付融資
- ビットコイン(仮想通貨)
- 2018.3 お客様の声
- 2018.3 お客様の声
- 株式会社 vs. 合同会社
- 確定申告に関する留意点
- 2018.2 お客様の声
- 税制改正等(給与所得控除)
- Indeedの利用
- 年末調整の流れ
- 進化する人事労務
- 新年明けましておめでとうございます
- 税制改正等 (配偶者控除及び配偶者特別控除の見直し)
- 2017.11 お客様の声
- 消費税の軽減税率制度
- 2017.10.13 T株式会社 O.T様
- 枚方 会社設立・起業相談オフィス HPがオープンいたしました




































